テーマ from CardWirth 2

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◆CardWirthの思い出話3 「カードワース公式ガイドブック」
◆CardWirthの思い出話4 「Card Illustrations Board」
◆あとがき

> 以下本文

テーマ from CardWirth 2

◆CardWirthの思い出話3 「カードワース公式ガイドブック」

少し時間を巻き戻そう。
毎月、本屋に立ち寄ってはパソコン雑誌のコーナーに向かい、CardWirthの追加シナリオを探す中、偶然一冊の本を見付けた。
それが「カードワース公式ガイドブック」だった。
大阪は日本橋にあるザウルス(ソフマップ系列の店舗)という店の書籍コーナー。
棚差しされた、たくさんの本の中にカードワースの文字を見つけた時の驚きと興奮は今でも忘れられない。
「この本は俺に買われる為にここにいる!」と本気で思った。

「カードワース公式ガイドブック」は「I/O 別冊」として工学社から発行された本だ。
奥付けは"平成12年5月25日 発行 (C)2000"とあるので2000年の5月近辺に出たのだろう。
まさか単独で本が出ているなんて思ってもいなかっただけに衝撃だった。
軽く本の内容にも触れておこう。表紙イラストは"秋方つきの"。中に書かれている記事は、CardWirthの紹介やダンジョンの作成ガイド、教会の妖姫のリプレイ小説。
CardWirth世界における交通や貨幣や都市などの考察や人物紹介。GroupAsk座談会(!)やシナリオリスト。
そして付録のCD-ROMには「CardWirth Ver.1.20フルパック」「groupAsk製シナリオ9本」「ユーザー製シナリオ131本」が収録されている。

巻末のシナリオリストには210本のユーザー製シナリオの名前が掲載されているのに、収録されているのはその内の131本な事に少しがっかりもしたけど、それでも嬉しかった。
だって127ページある本のどこを開いてもCardWirthの事しか書いてないんだぜ!
131本ものシナリオが一度に手に入ったんだぜ!
「うわーこんなにあるのかー! 遊び切れるかなー!」なんて嬉しい悲鳴は初めてだった!


◆CardWirthの思い出話4 「Card Illustrations Board」

本屋のパソコン雑誌コーナーで一喜一憂しながらCardWirth追加シナリオを探す日々に転機が訪れる。
何の事はない。うちもインターネットができるようになったのだ。
それは起死回生の一打だったけど、同時に不安でもあった。
パソコン雑誌でCardWirthの名前を見る機会が減っているという事は、CardWirthはもう廃れているのではないだろうか。
誰もやっていないんじゃないだろうか。そんな事を考えていた。

でも、それは杞憂だった。「GROUP ASK WEBSITE」はあったし、シナリオもたくさんあった。
"Adventurer's GUILD"のランタンを見て「これ! 見た事ある! 本当にあった! やっとここに来れた!」って思った。
あのランタンは僕にとってCardWirthの象徴だ。

お気に入りだったシナリオ作者の新作を発見して「他にもシナリオ作ってたんだ!」って喜んだ。
「G-TOOLの画像」や「Qubes」や「Padie」だって手に入れた。ようやく一人前になれた気がした。
たくさんのユーザーがCardWirthの個人サイトを開いていた。"CardWirth Links' Network"は、さながら商店街のように見えた。
見るもの全てが新鮮だったし、楽しかった。
その頃の「GROUP ASK WEBSITE」は半ば休止状態で"Adventurer's GUILD"と"CardWirth Links' Network"がほそぼそと更新されているような、そんな時期だった。
それでも楽しかった。

いくつものCardWirthサイトを巡る内、僕の中に新しい欲求が生まれた。
それは「俺もCardWirthが好きだって言いたい!」って感情だった。
最初は自分も個人サイトを立ち上げようかと思ったけど、パソコンには詳しくない(今でも!)。
CardWirthユーザーのサイトの日記なんかで、毎日大量の迷惑メールがやってくるなんて読んだ日には、自分にはとても無理だと怖気づいた。

そんな時、ひとつのサイトが目に留まった。サイトの名前は「Card Illustrations Board」。
通称"イラボ"と呼ばれるこのサイトは、CardWirth専用のいわゆる画像投稿サイトだ。
絵を描くのは好きだったし、ここに至るまでの間、見せる宛てもなく描き続けてきたカード絵のストックもあった。
E-Mailの記載も任意で良いらしい。ここなら自分も参加できるんじゃないだろうか。
「俺もCardWirth好きだぜ!」って言えるんじゃないだろうか。

2003年10月28日。この日から、僕の第二のCardWirthライフが始まった。


◆あとがき

元々これはカード絵制作に煮詰まって、半ば現実逃避に書き始めた文章でした。
勉強中に部屋の掃除がしたくなるっていう、あれ。
ただ、ネットができない状態でCardWirthをやっていたユーザーの思い出話って、まとまったものを見た記憶がないので有りっちゃ有りかなと思って書いてみました。

文章書く練習もしたかったし。僕は未だにブラインドタッチってやつができない(身に付けようという気すらない!)ので、どれくらい時間が掛かるのかも知りたかった。
ほぼ日記だから自分にしては早かったけど、シナリオの話だとこの数倍は掛かりそう。

さて、カード絵どーすっかなー。やるしかないのは、わかってんだけどね。
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by route87highscore | 2015-03-14 23:28 | テーマ from | Comments(0)


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