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CardWirth Ver.1.20

ずっと、うやむやにしてたけど、やっぱりはっきりさせておきたいので書いておく。

現在、CardWirthには複数のバージョンがある。
それぞれに支持するユーザーがいて、しばしば対立することもある。

僕は子供染みた縄張り争いには心底うんざりしているので、誰の味方もしたくない。
どれかひとつを選べと言われたら、迷わずVer.1.20を選ぶ。
それと共に滅べばいいと思ってる。

これは僕の思想だから、他のプレイヤーにああしろこうしろと言う気はない。
気に入ったものを使えばいいと思う。
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by route87highscore | 2015-07-18 01:29 | テーマ from | Comments(2)

テーマ from CardWirthのゲーム要素

> 目次

◆まえがき
◆CardWirthは何をするゲームなのか
◆ゲームって何さ
◆CardWirthは本当は何をするゲームなのか
◆あとがき

> 以下本文

テーマ from CardWirthのゲーム要素

◆まえがき

意外に語られる事がない(?)CardWirthが持つゲーム要素の話。
CardWirthは何をするゲームなのか。プレイヤーは何に一喜一憂するのだろうか。
僕が思っていた事をちょっと書いてみようかなと。


◆CardWirthは何をするゲームなのか

もしも僕が、CardWirthに興味を持った人に「どんなゲームなの? プレイヤーは何をするの?」と聞かれたら次のように答えると思う。

CardWirthは剣と魔法のファンタジーRPGだ。
モンスターメーカーのように全てがカードで再現された世界の中で、プレイヤーは冒険者となってダンジョン探索や人探しの依頼を受けたりする。

世界観やシステムはソード・ワールド(1.0)、もしくはテーブルトークRPG(テーブルトップRPGとも言う)に似ていると言われている。
冒険者の宿があって、キャラメイクができて、受けた依頼(シナリオ)を達成する事で経験点が加算されるシステムだ。
特徴的なのはシナリオエディターが付いている事。これを使えばプレイヤーは、自分だけのオリジナルシナリオを作る事ができる。
この辺がテーブルトークRPGや、あるいはRPGツクールに近いと言われる理由かもね。

もっとざっくり説明するなら「フリゲのRPGだよ。キャラ作れるよ。シナリオも作れる」で良いと思う。

この説明は嘘じゃない。
だけど、それだけじゃないとも思っている。
プレイヤーが最も熱くなる所。
CardWirthが紛れもなく"ゲーム"である理由は別のところにある。


◆ゲームって何さ

まず、僕の言う"ゲーム"が何を指しているのかを先に説明する。
あんまり長くなっても困るし、「CardWirthの話」から「ゲームの話」にずれてしまうので手短に。

ここで言う"ゲーム"とは勝ち負けを決めるためのローカルルールだ。
あくまでローカルなものではあるが、参加者(プレイヤー)が多ければ多いほど、そこでの勝利は価値が高くなる。
公平なルールであれば参加者は増えるだろうし、不公平なら減るだろう。
公平、不公平とは何を指すのか。誰がそれを決めるのか。
この辺から「ゲームの話」にスライドするので一旦話を止める。ゲーム論は僕の得意な畑じゃないし。
とりあえず「僕がここで指す"ゲーム"とは"勝敗を決するためのルール"である」と思ってくれればいい。

ここから「CardWirthの話」に立ち戻って考えてみる。
CardWirthにおいてプレイヤー間に勝ち負け、あるいは差が付くのはどこだろうか。

強いボスキャラを倒してシナリオをクリアした時だろうか? 難解なパズルを解いた時だろうか?
それとも、経験点を稼いでプレイヤーキャラクターのレベルを最大値まで育てきった時?

これらはプレイヤーに達成感をもたらす喜びではあるけど、プレイヤー間の勝敗を決める要素としては弱い。
エディターやユーティリティが存在し、プレイヤーがゲームマスターにもなれるCardWirthでは、その気になればどうとでもなる部分だ。

CardWirthにおいて本当にプレイヤー間に勝ち負け、差が付くのは「持っているシナリオの数」だ。
CardWirthとは「"いつ消えるか分からない"シナリオを集めるゲーム」なのだ。


◆CardWirthは本当は何をするゲームなのか

CardWirth歴の長い人は特に、次のような事を思った経験があるのではないだろうか。
プレイしてみたいシナリオがあるが、すでに配布停止されていて悔しい。
逆に配布停止されたシナリオを持っていて優越感がある。
そのシナリオが評判の良いものであれば悔しさや喜びは倍増する。

僕にはある。
その喜びや悔しさは、シナリオクリアの喜びやゲームオーバーの悔しさよりもずっと強い。
それは"ゲーム"に勝利、敗北した時に感じるものだと僕は思う。

CardWirthが公開されたばかりの頃、CardWirthはまだ"ゲーム"ではなかったのかもしれない。
当時の事を知らないので何とも言えないが。
いつ頃からか、幸か不幸かCardWirthは"ゲーム"になった。
おそらく、配布停止シナリオが増え出した時期以降なのだろう。

CardWirthをよく知らないゲーマーは、CardWirthのどこが"ゲーム"なのか不思議に思うかもしれない。
エディターを使えばレベルMAXの攻撃・防御アイテムが自由に作れる。
能力値オールMAXのプレイヤーキャラだって作れる。
ユーティリティを使えばプレイヤーキャラクターのレベルだって好きに変えられる。
どんなに難解な謎解きもエディターを見れば答えがわかる。強敵を弱く改造する事だって簡単だ。

それでもCardWirthは紛れもなく"ゲーム"だ。
「"いつ消えるか分からない"シナリオを集めるゲーム」。それがCardWirthが持つゲーム要素なのだ。


◆あとがき
ここから「ゲームであるがゆえに」とか「変化するルールの話」とか書いてもいいんだろうけど、話がまとまらないのでおしまい。
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by route87highscore | 2015-05-09 02:41 | テーマ from | Comments(0)

テーマ from CardWirth 2

◆「テーマ from CardWirth 1」に戻る
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> 目次

◆CardWirthの思い出話3 「カードワース公式ガイドブック」
◆CardWirthの思い出話4 「Card Illustrations Board」
◆あとがき

> 以下本文

テーマ from CardWirth 2

◆CardWirthの思い出話3 「カードワース公式ガイドブック」

少し時間を巻き戻そう。
毎月、本屋に立ち寄ってはパソコン雑誌のコーナーに向かい、CardWirthの追加シナリオを探す中、偶然一冊の本を見付けた。
それが「カードワース公式ガイドブック」だった。
大阪は日本橋にあるザウルス(ソフマップ系列の店舗)という店の書籍コーナー。
棚差しされた、たくさんの本の中にカードワースの文字を見つけた時の驚きと興奮は今でも忘れられない。
「この本は俺に買われる為にここにいる!」と本気で思った。

「カードワース公式ガイドブック」は「I/O 別冊」として工学社から発行された本だ。
奥付けは"平成12年5月25日 発行 (C)2000"とあるので2000年の5月近辺に出たのだろう。
まさか単独で本が出ているなんて思ってもいなかっただけに衝撃だった。
軽く本の内容にも触れておこう。表紙イラストは"秋方つきの"。中に書かれている記事は、CardWirthの紹介やダンジョンの作成ガイド、教会の妖姫のリプレイ小説。
CardWirth世界における交通や貨幣や都市などの考察や人物紹介。GroupAsk座談会(!)やシナリオリスト。
そして付録のCD-ROMには「CardWirth Ver.1.20フルパック」「groupAsk製シナリオ9本」「ユーザー製シナリオ131本」が収録されている。

巻末のシナリオリストには210本のユーザー製シナリオの名前が掲載されているのに、収録されているのはその内の131本な事に少しがっかりもしたけど、それでも嬉しかった。
だって127ページある本のどこを開いてもCardWirthの事しか書いてないんだぜ!
131本ものシナリオが一度に手に入ったんだぜ!
「うわーこんなにあるのかー! 遊び切れるかなー!」なんて嬉しい悲鳴は初めてだった!


◆CardWirthの思い出話4 「Card Illustrations Board」

本屋のパソコン雑誌コーナーで一喜一憂しながらCardWirth追加シナリオを探す日々に転機が訪れる。
何の事はない。うちもインターネットができるようになったのだ。
それは起死回生の一打だったけど、同時に不安でもあった。
パソコン雑誌でCardWirthの名前を見る機会が減っているという事は、CardWirthはもう廃れているのではないだろうか。
誰もやっていないんじゃないだろうか。そんな事を考えていた。

でも、それは杞憂だった。「GROUP ASK WEBSITE」はあったし、シナリオもたくさんあった。
"Adventurer's GUILD"のランタンを見て「これ! 見た事ある! 本当にあった! やっとここに来れた!」って思った。
あのランタンは僕にとってCardWirthの象徴だ。

お気に入りだったシナリオ作者の新作を発見して「他にもシナリオ作ってたんだ!」って喜んだ。
「G-TOOLの画像」や「Qubes」や「Padie」だって手に入れた。ようやく一人前になれた気がした。
たくさんのユーザーがCardWirthの個人サイトを開いていた。"CardWirth Links' Network"は、さながら商店街のように見えた。
見るもの全てが新鮮だったし、楽しかった。
その頃の「GROUP ASK WEBSITE」は半ば休止状態で"Adventurer's GUILD"と"CardWirth Links' Network"がほそぼそと更新されているような、そんな時期だった。
それでも楽しかった。

いくつものCardWirthサイトを巡る内、僕の中に新しい欲求が生まれた。
それは「俺もCardWirthが好きだって言いたい!」って感情だった。
最初は自分も個人サイトを立ち上げようかと思ったけど、パソコンには詳しくない(今でも!)。
CardWirthユーザーのサイトの日記なんかで、毎日大量の迷惑メールがやってくるなんて読んだ日には、自分にはとても無理だと怖気づいた。

そんな時、ひとつのサイトが目に留まった。サイトの名前は「Card Illustrations Board」。
通称"イラボ"と呼ばれるこのサイトは、CardWirth専用のいわゆる画像投稿サイトだ。
絵を描くのは好きだったし、ここに至るまでの間、見せる宛てもなく描き続けてきたカード絵のストックもあった。
E-Mailの記載も任意で良いらしい。ここなら自分も参加できるんじゃないだろうか。
「俺もCardWirth好きだぜ!」って言えるんじゃないだろうか。

2003年10月28日。この日から、僕の第二のCardWirthライフが始まった。


◆あとがき

元々これはカード絵制作に煮詰まって、半ば現実逃避に書き始めた文章でした。
勉強中に部屋の掃除がしたくなるっていう、あれ。
ただ、ネットができない状態でCardWirthをやっていたユーザーの思い出話って、まとまったものを見た記憶がないので有りっちゃ有りかなと思って書いてみました。

文章書く練習もしたかったし。僕は未だにブラインドタッチってやつができない(身に付けようという気すらない!)ので、どれくらい時間が掛かるのかも知りたかった。
ほぼ日記だから自分にしては早かったけど、シナリオの話だとこの数倍は掛かりそう。

さて、カード絵どーすっかなー。やるしかないのは、わかってんだけどね。
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by route87highscore | 2015-03-14 23:28 | テーマ from | Comments(0)

テーマ from CardWirth 1

> 目次

◆まえがき
◆CardWirthの思い出話1 「初プレイ」
◆CardWirthの思い出話2 「シナリオ収集」

> 以下本文

テーマ from CardWirth 1

◆まえがき

せっかくブログを作ったのだし、少しは自分が好きなシナリオの話も書き残しておきたい。
ただその前に、まずはここから始めたいと思う。僕がCardWirthと出会った時の話から。
ちょっとした思い出話なんだけど、「CardWirth Anthology」みたいなの一回やってみたかったのだ。


◆CardWirthの思い出話1 「初プレイ」

僕がCardWirthを知ったのは2001年の夏頃だったと思う。
家にあった一台のパソコンと数冊のパソコン雑誌。それが始まりだった。

そのパソコンと雑誌は父が買ってきたものだった。
理由はよくわからないが、Windows95から始まるパソコンの一般家庭への普及の波が、少し遅れて家にもきたのだろう。
突然やってきた、家族共有の一台のパソコン。当時はそう珍しい事ではなかったと思う。

そして家族が持て余し、起動されなくなったパソコンに、チャンスとばかりに手を出して専有し始めた僕のような奴も、きっと珍しくはなかったに違いない……と思う。

この頃、家のパソコンはインターネットには繋がっていなかった。
インターネット回線の主流がISDNからADSLに切り替わりつつあった時期。だったかな?
プロバイダ契約をする世帯が急速に増えていた頃でもあったけど、うちのようにパソコンはあるがインターネットには繋いでいない家庭は案外多かったのかもしれない。
あるいは回線速度が遅くて、ダウンロードがままならないだとか。

そういったユーザーをターゲットにしたのか、当時のパソコン雑誌の中には商業ソフトの体験版や多数のフリーソフトを収録したCD-ROMを付けたものがあった。
雑誌の表紙には"特集フリーゲーム"だとか"フリーオンラインソフト○本収録"なんて文字が並んでいた。
父が買ってきた数冊の雑誌の中にも、そういうものがあった。
雑誌の名前は「Windows100%」。そこに「CardWirth Ver.1.20」は収録されていた。

「Windows100% 2001年7月号」。雑誌の中のコーナー"フリーゲームマニア"でモノクロ1ページを使ってCardWirthは紹介されていた。
今でこそ自分のゲーム歴において、相当に大きなウエイトを占めるCardWirthだけど、最初の印象は薄かった。
特に画面が小さいのが気に入らなくて、少し遊んでそれっきりだった。

それから二、三ヶ月経った頃だろうか。僕は再びCardWirthの事が気になっていた。
時々買っていたパソコン雑誌の中で、CardWirthの名前をよく目にしたのだ。

「あのゲームはそんなに面白いものだったのか? もう一度やってみようかな」
ここから紆余曲折を経て、気が付いたら僕はすっかりCardWirthにのめり込んでいた。
この頃の僕にとってパソコンはCardWirthを遊ぶ為のものだったし、パソコン雑誌はCardWirthのシナリオを手に入れる為のものだった。


◆CardWirthの思い出話2 「シナリオ収集」

当時の僕のCardWirthライフ(!)には、ひとつ大きな問題があった。
それは、いかにしてシナリオを手に入れるのかという事だった。
うちがプロバイダ契約をしたのは、僕がCardWirthにハマってから1年くらい後の事だ。
この空白期間、シナリオを手に入れられる有力な手段は前述したパソコン雑誌だった。

余談だが、見かねた友人が代わりに多数のシナリオをダウンロードして、CD-Rに詰めたものをくれた事があったのだが(彼の家はネットができた)、そう何度も頼むのも悪い気がして、厚意に甘えられたのは、この一回だけだった。
ずいぶん後になって「GROUP ASK WEBSITE」のBBSだかCardWirthの個人サイトだかを見ていた時、「私はネットカフェに通って手に入れていた」なんて書き込みがあって、自分と似た境遇のユーザーがいた事を嬉しく思うと同時に「そんな手があったのか!」と驚いた。
当時の僕はそんな方法は思い付けなかった。

話を戻そう。
CardWirth追加シナリオを入手する手段として、パソコン雑誌には難点があった。

ひとつは毎月収録されているとは限らない事だ。当たり前の話だがパソコン雑誌はCardWirthの宣伝をする為に存在しているわけじゃない。
当時、フリーソフトを収録したパソコン雑誌の中でCardWirthの名前を見る機会は多かった。
ただし、その多くは夏休みとか冬休みとか、季節の変わり目に組まれた"ゲーム特集"企画の中の一角として、だったように思う(この辺、記憶があいまいだけど)。
例えば「TECH Win 2002年7月号」では"[特集4] CardWirthシナリオ大全"と題され41本ものシナリオが収録されているが、後の号には一本も収録されていなかった(と思う)。

そんな中、頼りにしていたパソコン雑誌が「Windows Power」だ。
この雑誌は"毎月1000本のフリーソフトを収録したCD-ROMが付いている"事が売りの特殊な専門誌だった。
他にも記事はあったけど、ページの大半がフリーソフトの紹介で、1ページに26本のソフトのスクリーンショットと三行ほどの簡単な紹介があり、それが雑誌のページの大半を占めるという、色物というか、時代のあだ花のような雑誌だった。
この雑誌では、ほぼ毎月のようにCardWirth追加シナリオが収録されていた。

この「Windows Power」には半年に一度(だったかな?)出る増刊号があった。
増刊号はフリーソフトを3000本も収録していて、雑誌の作りも少し立派で(本誌はこれぞコストカット!というくらいに安っぽい)お得感があった。
CardWirth追加シナリオも本誌より多く、例えばある増刊号(年月不明)には23本収録されていた。
とはいえ、実質"再録のまとめ本"で、本誌のバックナンバーと重複するソフトも多かった。
この重複というのが次の問題だ。

二つ目の問題、それは"むら"の多さと重複だった。
"むら"というのは収録本数のバラつきだ。「Windows Power」が1000本ものフリーソフトを収録しているといっても、CardWirthの追加シナリオはその中のごくわずかだった。
例えば「Windows Power」のある号(年月不明)は15本、2001年9月号は4本、2001年11月号は5本、2001年12月号は6本、2002年2月号は2本といった具合だ(CardWirth本体は除いた本数)。
いくらシナリオに飢えているとはいえ、たった一、二本の追加シナリオの為に雑誌一冊買うのは抵抗があった。
スクリーンショットは、どのシナリオも大差ない。説明を読んでも面白いかどうかなんてわからない。
面白ければいいが、そうでなければ気が滅入る。財布も痛いし。

また余談になるが、「Windows Power」で「減色教室」というソフトを見つけた時は嬉しかった。
「減色教室」というのは、その名の通り減色ツールだ。
この頃、僕はフルカラー(24bit)bmpで描かれた画像を16色(4bit)bmpや256色(8bit)bmpに綺麗に変換する方法がわからないでいた。
CardWirth追加シナリオのRead Meファイルで「Padie」なる"減色ツール"を使うと良いという事がわかったのだが、どの雑誌を見てもそんなツールは見付からなかった。
パソコン雑誌にはペイントソフト(PictBearやPixiaやD-Pixed等々)も収録されていたので、中には減色機能を持ったものがあったのかもしれないが、僕にはわからなかった。

このツールを手に入れるまでは「見えざる者の願い」や「墓守の苦悩」のフォルダの中にある"_Pallette_.bmp"を使って絵を描き、それを74×94に切り取ってカード絵を作っていた。
この場合、16色以下の絵であっても256色bmpになってしまうが、フルカラーよりは軽いし、と自分を納得させていた。
"_Pallette_.bmp"にはずいぶん長い間お世話になっていたのだが、このパレットの色は何を基準として選ばれたものだったのだろう。
僕にとって、これがCardWirth最大の謎である。この謎は未だに解けていない。

もう一度、話を戻そう。次は重複の話だ。
長くシナリオ収集をしていると収録シナリオの大半は持っているが、内一本は持っていないなんて事態にも直面する。

例えば「Windows100% 2002年2月号」。"特盛ゲームスペシャル"と題された特集ページの中の一角。
この号ではカラーで2ページに渡りCardWirth(EditorはVer.1.25.016)が紹介されている。
そこにはgroup Ask制作のシナリオが10本、名を連ねていた(もちろんCD-ROMに収録されている)。
「奇塊」。その名前を見た時は驚いた。ユーザー製のシナリオ(のRead Meファイルだったかな)で名前こそ見た事はあったが、どこにも収録されておらず、僕にとっては長く謎のシナリオだった。
後述する「カードワース公式ガイドブック」にすら収録されていないシナリオだ。
さすがにこの時は迷う事なくレジに向かったが、月日が経つごとに、持っているシナリオの数が増えるごとに、収録シナリオの重複には頭を悩ませた。

三つ目、最後の問題。それは減少だった。
この辺りはうろ覚えで、記憶を頼りに書くが、2002年頃になるとパソコン雑誌でCardWirthの名前を見る機会は少なくなっていたように思う。
まだ遊びたい、まだ満足していないという気持ちとは裏腹に、手に入るシナリオの数は激減していった。
好きだったものが消えていく。それはたまらなく不安で、とても寂しくて。
そして、どうしようもない事だった。


◆「テーマ from CardWirth 2」につづく
http://route87hig.exblog.jp/23685435/
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by route87highscore | 2015-03-14 23:26 | テーマ from | Comments(0)


あきやなぎ CardWirth素材 ドット絵とか


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